【要チェック】ダウンスイングで手元が右腰の高さ辺りに下りてきた時、右手のヒラが上を向いていますか? そうでないとインサイドからの軌道でスイングできませんからね《第146回》

ゴルフ スイング

今回の講義冒頭部でもお話していますが、私、伊藤、ゴルフ雑誌の連載時代を含めて。これまで湯原プロからはいろんなことを教わり、学んできました。そこには別のプロからレッスンしてもらい、信じて疑っていなかった動きと真逆のことも多々ありました。とりわけ「ダウンスイングで手元が右腰の高さ辺りに下りてきたとき、もっと右手のヒラを上に向けるようにした方がいい。そうすればヘッドが背中側から出てくる感じに、インサイドからの軌道に打てるようになるよ」とアドバイスされたのは、ホント衝撃的でした。
それまで「ゴルフスイングで一番いけないのはアオること。だからクラブを寝かしてはいけない。シャフトをタテて下ろせ」と習ったことを基本としていたのです。だから、右手のヒラを上にしたらアオりそうだし、クラブも寝そうだし、とすぐには体が植え付けませんでした。いや、実は今でもその傾向があります。……だけど今回の講義を受けて、積極的に右手のヒラを上に向けて下ろそう、と誓った次第です。不安点解消のヒントも得られたので、少しづつでも身に付けられるように頑張る所存です。……インサイドから軌道を完全マスターしたいと思うなら、聴講生の皆さんもぜひ、ぜひ。問題点、疑問点等、何かございましたら、どうぞコメント欄に。

ゴルフ界随一の理論派プロ
代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 右手のヒラが上
00:50 クラブが寝るのは…
01:47 シャフトを立てる?
03:52 振り遅れそう感が
04:58 練習場にて
07:35 前腕の内旋(回内)

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