フェデックス・セントジュード選手権第3日、米男子プロゴルフツアーのプレーオフ第1戦は、テネシー州メンフィスのTPCサウスウィンドで熱戦が続いた。前年覇者である松山英樹は、前日に中断された第2ラウンドの残り3ホールからプレーを再開。6バーディー、4ボギー、1ダブルボギーでスコア70とし、通算1アンダーで38位につけた。その後の第3ラウンドでは、3バーディー、2ボギーの69をマーク。通算2アンダーとスコアをわずかに伸ばすも、順位は変わらず38位で最終日を迎えることとなった。
10番ホールからスタートした松山は、前半で3つのバーディーを奪い、スコアを順調に伸ばした。しかし、後半の3番パー5ではピン手前2メートル弱のバーディーチャンスを逃す。このパットが右に外れ、勢いを完全には取り戻せなかった。さらに最終9番ホールでは右ラフからの第2打がグリーン奥のラフへ、返しの第3打が逆サイドのラフへとこぼれるミスが続き、4オン1パットのボギーでホールアウトした。
ラウンド後、U-NEXTのインタビューで松山は「ずっと同じようなゴルフを続けているので、もどかしい」と率直にコメント。それでも「いい状態にはなりつつあるので、それを結果にどうつなげていくか。明日はつなげられるように頑張りたい」と、最終日に向けた意欲を力強く語った。
現在、リーダーボードのトップにはトミー・フリートウッドが14アンダーで立ち、3位にはスコッティ・シェフラーが12アンダーで追走している。松山の通算2アンダーは優勝争いからは距離があるものの、最終日に大きく順位を上げる可能性は十分に残されている。ゴルフは1ホールで流れが大きく変わるスポーツであり、特に松山は過去に幾度も最終日に驚異的な追い上げを見せてきた実績を持つ。
TPCサウスウィンドは、狭いフェアウェイと深いラフ、硬く速いグリーン、そして不規則に吹く風が選手を苦しめる難コース。その中で松山は安定したドライバーショットと精度の高いアイアンショットを披露しており、残る課題はグリーン上での精度向上だ。バーディーチャンスを確実に決めることができれば、最終日にドラマを生み出す可能性は高い。
観客席からは「ヒデキは最後に強い」という声が上がる。昨年の優勝を現地で見届けたファンも多く、彼の復活劇を再び目撃したいという期待は高まっている。最終日の18ホール、どのような展開になるかはわからないが、そのすべての瞬間が勝負の行方を左右することは間違いない。松山英樹は再び、ゴルフの神様に微笑まれる一日を作り出せるのか——その答えはもうすぐ明らかになる。
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