⛳️🌟アメリカ・テネシー州メンフィスのTPCサウスウインドで行われている米男子ゴルフツアー「フェデックス・セントジュード選手権」第2日、悪天候による中断と順延という厳しいコンディションの中、昨年覇者・松山英樹が魅せたのは、まさに意地と闘志のゴルフでした。27位からのスタートとなった松山は、序盤から力強いショットを見せ、3番パー5では第2打をグリーン奥へ運び、絶妙なアプローチで1メートルに寄せバーディーを奪取。さらに4番パー3では、カラーからの9メートルパットを沈め、連続バーディーで勢いに乗りました。
しかし、ゴルフの神様は簡単には微笑みません。6番でティーショットが左に曲がりダブルボギー、続く7番では右ラフに打ち込みボギーと、わずか2ホールで3つスコアを落とす展開。それでも松山は崩れず、8番パー3でピンそば2メートルに寄せて即座にバウンスバック。さらに12番では1メートルに寄せる正確なショットで再びスコアを伸ばしました。14番での3パットは痛恨でしたが、その直後の15番で1メートルのバーディーパットを沈め、すぐさま取り返す姿はさすがの勝負強さでした。
結果は5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで通算2アンダーの暫定31位。15ホールのみのプレーながら、その中に濃密なドラマが詰まっていました。特に、ショットの安定感とアイアンの精度は圧巻で、悪天候下でもピンを果敢に攻める姿勢が光ります。一方で、グリーン上での微妙な距離感にはやや課題も見え、上位争いに向けた改善ポイントとなるでしょう。
この試合はまだ中盤戦。悪天候による順延でリズムが乱れる選手も多い中、松山は持ち前の集中力と経験で試合に臨んでいます。昨年の覇者としての誇り、そして世界のトップで戦い続ける男としての意地。残りのラウンドでどこまでスコアを伸ばし、再び頂点に立つのか。ファンの期待は高まる一方です。松山英樹の挑戦は、まだ終わりません。🔥🏆
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