パッティング練習とアプローチを行った後、向かったドライビングレンジでは時折背筋を伸ばしながら顔をしかめ、クラブを構えてはやめ…の繰り返し。サポートスタッフと相談した後に棄権を決めた。
「無理をして長引かせたこともあるので、その怖さも持っていたので、やめました」と今後を考えての決断だった。ことし3月「アーノルド・パーマー招待」では首の痛みを抱えたまま本戦をプレーし、3週後の「WGCデルテクノロジーズ マッチプレー」では3日目のマッチ出場を取りやめるなど体の不調に苦しんだ。
トップ30に出場が限られるプレーオフ最終戦への10年連続出場は叶わず、これで2022-23年シーズンが終了する。「10年、目指していたんですけど。優勝もできなかったし悔しい思いもあります」と体の痛みに悩まされた今季を振り返った。