<速報>金谷拓実が5バーディ「68」 日本勢最上位の3位でホールアウト 5 コメント5件 

金谷拓実

空振り三振を喫した大谷(写真提供・UPI/アフロ)

 「ナ・リーグ・地区シリーズ、ドジャース2―8フィリーズ」(8日、ロサンゼルス)  ドジャースが逆転負けで今シリーズ初黒星を喫し、ポストシーズンでの連勝が4でストップした。先発の山本由伸投手が五回途中3失点でKOされ、今季限りで現役引退するクレイトン・カーショー投手がリリーフ登板で一挙5失点の大炎上。大谷翔平投手は5打数無安打に終わり、地区シリーズで急ブレーキとなった。 【動画】カーショーぼう然、ロバーツ監督ぶ然、観客は家路に…一挙5失点の悪夢  七回の第4打席、大谷が放った左翼への大飛球にスタンドから歓声が上がった。だが打球はフェンス手前1メートルのところで失速。敵地ならスタンドインしていた打球だったが、わずかに届かず。九回2死一、三塁の好機も右飛に倒れて5打数無安打。地区シリーズは14打数1安打1打点、打率・071と急ブレーキになっている。  先発の山本は序盤3イニングは完璧な内容だった。だがエドマンのソロで1点を先制した直後、シュワバーに同点ソロを被弾した。飛距離139メートルの一撃に打たれた直後、山本は思わず絶叫した。それほど悔しさにじんだ被弾。ここからリズムが崩れた。  ハーパー、ボームの連打にパヘズの悪送球が重なり逆転を許した。さらに犠飛で一挙3失点。五回も連打を許したところで降板。今年のポストシーズンでは先発陣で初めて5回を持たず降板となった。  七回から今季限りで現役引退を表明しているカーショーが登板するもイニングをまたいだ八回に炎上。リアルミュートに痛恨のソロを浴び、ターナーに2点適時打、さらにシュワバーにも2ランを被弾。一挙5失点の惨事にドジャースファンは続々と帰路につきはじめた。八回裏の攻撃が始まる前にはスタンドがガラガラとなっていた。  これでドジャースは2勝1敗。フィリーズに意地を見せられただけでなく、眠っていたシュワバーら打線に火が付いたことも気がかりだ。第4打席はグラスノーが先発予定。タイになれば熱狂的な敵地での最終決戦となるだけに、本拠地で地区シリーズ突破を決めたい。