福岡県の名門コース・芥屋ゴルフ倶楽部⛳️で開催されている「Sansan KBCオーガスタ」2日目。全長7293ヤード、パー72という国内屈指の難コースで、選手たちは厳しい戦いを繰り広げています🔥。そんな中、注目を集める石川遼は、22位からスタートしてこの日を迎えました。
ラウンドの結果は「71」。4バーディ、1ボギー、そして痛恨の1ダブルボギーという内容で、スコアは伸ばしつつも順位を26位タイに落としました。トータルは7アンダー。首位とは7打差という位置に置かれています。しかし石川は前向きです。「諦めずに最後まで最高のプレーができるように頑張りたい」と力強くコメントし、最終日にかける意欲を示しました💪。
この日のハイライトはやはり17番パー3。距離182ヤード、クラブは7番アイアン。石川はフェードで狙い、イメージ通りのショットを放ちました。ボールはピンそば1メートルにピタリとつき、ギャラリーからも大きな拍手が沸き起こりました👏。「思った通り打てて、距離感も良かった。こういうショットが打てると楽しいですね」と本人も手応えを感じた様子。近年課題とされていたショット精度に改善の兆しが見えることは、本人にとってもファンにとっても大きな朗報です✨。
ただ、すべてが順調だったわけではありません。5番パー4では痛恨のダブルボギー。ティショットを大きく右に曲げて林の中へ。2打目で木の下を通そうと試みましたが枝に当たり、さらに3打目もチョロとなりリカバリー失敗。トラブルが重なり、スコアを大きく落としました。「そんなに難しい状況ではなかったんで、乗せてバーディもあると思ってしまった。欲が出ました」と冷静に振り返った石川。判断ミスによる失点を悔やみながらも、自らの課題を直視しました。
また今季はショートゲームに苦しんでいます。特にグリーン周りのアプローチで精度を欠き、本来の持ち味を発揮できていない場面が多いのです。石川は長年使い続けたハイバウンスの58度ウェッジを封印し、今季からはローバウンスの60度へチェンジしました。海外でのプレーを見据えた挑戦的な選択ですが、まだ完全に体へ馴染んでいません。「フェアウェイからはイメージが出ているんですけど、ラフの抜け方のジャッジがまだまだ」と語り、課題を素直に認めています。
それでも、石川はポジティブです。「ドライバーからパットまで何かを大きく変える必要はない。むしろロングパットやランニングアプローチなど、取りこぼしを減らしていける部分はある」と冷静に分析。つまり、劇的な改革ではなく、小さな修正の積み重ねが結果に繋がると理解しています。
大会上位陣はスコアをさらに伸ばしており、首位争いに絡むのは容易ではありません。それでも石川は「感触は悪くないのでビッグスコアを狙っていきたい」と言い切ります。優勝という大目標は厳しくとも、現実的には「今季初のトップ10入り」を狙える位置。1打でもスコアを縮め、少しでも順位を上げるために全力を尽くす覚悟です🔥。
石川の魅力は、常に挑戦を続ける姿勢にあります。試合中にユーモラスな一面を見せることもあれば、プレーに真剣に取り組む姿もある。そのバランスが彼を唯一無二の存在にしています。最終日に向け、彼がどんなゴルフを見せるのか、多くのファンが期待を寄せています👀。
Sansan KBCオーガスタ2日目を終えて見えたのは、石川遼の「課題」と「収穫」。ショット精度の改善という光と、判断ミスによる失点という影。だがその両方が、成長の糧となるのは間違いありません。芥屋ゴルフ倶楽部というタフな舞台で、石川がどんな逆襲を見せるのか。最終日は大きな注目を集めることになりそうです🌟。
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