今平周吾の捻転差を視る・捻転差の時間的変化

今平 周吾

テークバックでは徐々に捻転差が拡大しているが、トップで115°の捻転差を示している。ダウンでは次第に捻転差が下降しているが、ビジネスゾーンでは捻転差がリリースされ、その捻転差が徐々に拡大し、強烈なインパクトを迎えている。今平プロの捻転差の時間的変化は典型的なパターンで、バックスイングでは腰の捻転をかなり抑えて肩を捻転し、トップで115°の捻転を得ている。ダウンスイングでは腰の捻転が目立つが、肩の捻転とのバランスが良く、ビジネスゾーンで最大のパワーを発揮している。