米女子ゴルフツアー「FM選手権」第3日(米マサチューセッツ州TPCボストン)で、渋野日向子(26=サントリー)が苦しい戦いを強いられた。賞金総額410万ドル(約5億9500万円)、優勝賞金61万5000ドル(約8920万円)という大舞台で臨んだ渋野だったが、決勝ラウンド進出にはわずか2打及ばず、最終的に82位で予選落ち。これで2試合連続の予選落ちという厳しい結果となった。
第2ラウンドは日没によりサスペンデッドとなり、この日の早朝に再開。前半9番ホールから試合に戻った渋野は、集中力を切らさずバーディーを狙った。前日は1バーディーのみだったが、この日は3バーディー、2ボギーと奮闘。通算イーブンパーの144に戻したものの、カットラインは2アンダー。決勝進出の扉を叩くことはできなかった。
後半では希望の光も見えた。11番からの連続バーディーで勢いを取り戻し、一時は通過ラインまで1打差に迫る。観客も大きな期待を込めて彼女を見守った。しかし、14番、15番で痛恨の連続ボギー。せっかくつかんだ流れを逃し、勝負どころでショットの安定感を欠いてしまった。本人も「途中までいい流れが来ていた中での14、15番のボギーはすごく痛かった」と悔しさをにじませた。
今季20試合目の出場となった渋野だが、ここまで半分の10試合で予選落ち。トップ10入りは全米女子オープンの7位が唯一で、成績の波が大きく、安定感に欠けているのが現状だ。年間ポイントランキングは96位。今回の結果でさらに順位を落とす見込みで、フルシード権を獲得できる80位以内は遠のきつつある。100位以内に入れば準シード権は確保できるが、現状の調子を考えるとその保証すら危うい。
10月からは出場枠が絞られるアジアシリーズが開幕する。ランキング下位の渋野が出場できるかどうかは不透明で、今季の残り試合でなんとしても結果を残す必要がある。崖っぷちに立たされている状況だ。
渋野は2019年の全英女子オープンを制して一躍「スマイルシンデレラ」として世界に名を知られた。その後も明るい笑顔と果敢なプレースタイルで多くのファンを魅了してきた。しかし、プロの世界は甘くない。ショットの安定感を欠く今、かつての輝きを取り戻すのは簡単ではない。
ただ、彼女はまだ26歳。経験を重ねて成長できる時間は十分にある。試合後のインタビューでは「来週は休みなのでしっかり練習したい」と語り、冷静に現状を受け止めつつ、前を向こうとする姿勢を見せた。
ゴルフは一打一打の積み重ねであり、ほんのわずかなミスが大きな差となって現れる。今回の予選落ちは決して終わりではなく、新たな挑戦のきっかけとなるはずだ。崖っぷちに追い込まれた今だからこそ、本当の勝負強さを身につける時なのかもしれない。
ファンは再び「スマイルシンデレラ」が大舞台で輝く瞬間を信じている。今回の悔しさを力に変え、渋野が再び笑顔で世界を沸かせる日を待ち望んでいる。彼女の挑戦はまだ終わらない。むしろ、
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