「3連続予選落ち」からの逆襲 渋野日向子、ポートランドで蘇るか
6月の全米女子プロから8月の全英女子オープンまで、渋野日向子は3大会連続で決勝ラウンドに進めなかった。歴代優勝者として臨んだ全英でさえ、あと1打が届かない。その現実に、日本に戻った彼女は「ちょっとヤバいな…」と心の中でつぶやいた。
だが、落ち込みは長く続かない。「なるようになる」。その言葉の裏には、冷静な自己分析と、立て直しの準備があった。日本での短い休養を経て、彼女は再び米国へと飛び立つ。舞台はザ・スタンダード ポートランドクラシック。2年前には最終日を4位からスタートし、緊張と興奮を味わったコースだ。
「ここから予選落ちをなるべくしないように頑張ります」。再起を誓う瞳に、迷いはない。彼女の新たな物語が、ポートランドの青空の下で幕を開ける。
Video: https://youtube.com/shorts/Pepmnoh0RCA