6アンダーも「内容的なズレ」を感じた一日 渋野日向子が意識している“自分コントロール”

渋野 日向子

6アンダーも「内容的なズレ」を感じた一日 渋野日向子が意識している“自分コントロール”
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ホンダLPGAタイランド 2日目

「66」をたたき出し、トータル6アンダーの17位タイまで順位を上げた渋野日向子。「ゴルフは結果なので、このスコアで終われたのはすごく良かった。ひさしぶりにいっぱいバーディが獲れましたね」とラウンド後に話したが、表情はどこかスッキリしない。

その原因は「内容的にズレがあった」という部分。スイング時に、現在強く意識しているトップまで腕を上げる際の軌道で感じた“ズレ”がそれにあたる。スタートの10番は、ティショットを引っかけボールは大きく左に飛び出した。続く11番も左ラフからのセカンドショットを強いられることに。この日唯一のボギーを打った13番も、ティショットが右のバンカーにつかまり大目玉になったことがきっかけで喫したものだった。

フェアウェイキープ数は前日より1回減の11回、パーオン数は前日と同じ12回と「納得感がある」と話していた初日から大きく数値が落ちたわけではない。ただ「きのうのほうが、“できていたな”と感じる場面が多かった。トップに上げる感覚がちょっと違った」という。「でも(スイングを)そこで止められないし、あとは気合でした(笑)」。最後にはこう笑い飛ばしたが、その気持ち悪さは少しひっかかる。

Video: https://youtu.be/7ESv_q12OoU