“強気”なパターで耐えた一日も「それ以前の問題」 渋野日向子が切り捨てたパーオン率

渋野 日向子

“強気”なパターで耐えた一日も「それ以前の問題」 渋野日向子が切り捨てたパーオン率
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アセンダントLPGAベネフィッティング ボランティアーズ・オブ・アメリカ 初日◇5日◇

パーオンしたのは18ホール中8回。ショットが左右に荒れて、耐えてしのがなければならない場面のほうが多い一日を過ごした渋野日向子は、自らのプレーを「かなりハードなセッティングですごい難しさはあったけれど、それよりもショットが荒れてしまったので、すごい残念です」と自分を責めるしかなかった。

小さくて硬くて跳ねる出るグリーンの攻略について、開幕前には「距離感を合わせることも大事だけど、乗せることもかなり重要」と話していたなかで、そのイメージ通りには進まなかった。前半の14番ではピン右5メートルにつけてバーディを奪ったが、16番からは連続ボギー。流れをつかめないまま18ホールが終わってしまった。

とはいえ、耐えたプレーもあった。先週は決まらず肩を落とした2メートルほどのパットを決めつづけ、パーをセーブした。赤杭内から乗らず、さらに乗らず、寄らずの5オンとなった17番パー5では1.5メートルを決めた。代名詞でもある“壁ドンパット”のように、強気なパットも垣間見せ、先週に比べればショートする回数はめっきり減った。それでも「そこ(パット)の部分はすごくよかったからこのスコアで抑えられた。それ以前の問題」と、自己評価の加点とまではならなかった。

Video: https://youtu.be/ZJ8KIj9_nSA

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