渋野日向子「悔しい気持ちはめちゃくちゃある」 日本代表、初日は得点ゼロ【ペア変更で豪州と対戦/国別対抗戦2日目】

渋野 日向子

渋野日向子「悔しい気持ちはめちゃくちゃある」 日本代表、初日は得点ゼロ【ペア変更で豪州と対戦/国別対抗戦2日目】
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◇4日 女子ゴルフ インターナショナル・クラウ第1日(米カリフォルニア州、TPCハーディングパーク)

B組の日本は畑岡奈紗(24)=アビームコンサルティング、渋野日向子(24)=サントリー、古江彩佳(22)=富士通、笹生優花(21)が代表として出場。畑岡奈紗・渋野日向子組はタイに2ダウン、古江彩佳・笹生優花組はオーストラリアに1ダウンで敗れ、初日の得点はゼロだった。タイとオーストラリアは2点でリーグ首位並走。A組はスウェーデンがトップ。大会は5年ぶりに開催された。

 ピンクのシャツに白いパンツと、おそろいのユニホームで登場した日本代表。だが、畑岡奈紗・渋野日向子組の前に最初に立ちはだかったのは、2人合わせてツアー14勝の今大会最大の難敵、モリヤとアリヤのジュタヌガーン姉妹だった。8番まではほぼ互角だったが、9番でアリヤが6メートルのバーディーパットを入れてから、ペースはタイに。11番も取られ、逆に日本はカップにけられるシーンもあって、その後は終始劣勢だった。

 少なくとも引き分けに持ち込みたい日本は、1ダウンで迎えた最終18番パー5、モリヤがピン右3・4メートルに2オンさせたのを見て、果敢にイーグルを狙った。渋野日向子は右フェアウエー、残り41ヤードからピンに打ち出したが、カップ根元でバックスピンがかかってストップ。畑岡奈紗の残り30ヤードの第3打もカップ手前で切れ、万事休すとなった。

 ただ、畑岡奈紗も渋野日向子も調子はいまひとつだと言いながら、最後まで闘えたのは好材料。畑岡奈紗は「あれだけいいプレーしていたタイチームを相手に、最後まで粘れた部分もあった」と前向き。マッチプレー初体験の渋野日向子も「悔しい気持ちはめちゃくちゃある。あと2日、しっかりみんなで勝ちを取れるように頑張りたい」と話した。

Video: https://youtu.be/r92NiFounfM