渋野日向子、劇的チェンジの真相を青木翔コーチに聞く 目指すは「スピンの利いたドロー」

渋野 日向子

渋野日向子、劇的チェンジの真相を青木翔コーチに聞く 目指すは「スピンの利いたドロー」
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渋野日向子が青木翔コーチの門を叩いたのは2017年のこと。18年のプロテスト合格をサポートし、19年に「全英AIG女子オープン」を制覇したときもキャディ兼コーチとして青木翔コーチが隣にいた。しかし、20年末で契約を解消。21年から約2年間は「自分でやりたいことは自分でやってみる」と、いろんな選手にアドバイスを聞きながら、渋野日向子は試行錯誤してきた。

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その間、まったく交流がなかったわけではない。妹の暉璃子(きりこ)が青木翔コーチに習っていることもあって、姉が一緒についてきたことも。そして、このオフから再び2人はタッグを組むことになる。その経緯を青木翔コーチに聞いた。

■最終戦後にライン「練習行ってもいいですか?」

渋野日向子が自分のもとを離れてからは「何かやりたいことがあるんだろうなという感じで見ていました。前に見ていた人間が言うと批判になるので、一切何も言わなかった」と、渋野日向子がアドバイスを求めない限り、青木翔コーチは静観を決め込んでいた。

それが昨年の最終戦後、ついに渋野日向子から連絡が入る。「最初は『ちょっとわかんない』みたいな相談でした。そして本人から『練習行ってもいいですか?』とラインが来て、スタートしました」。今年の米ツアー初戦までのおよそ2カ月間の間、渋野日向子は週3回のペースで青木翔コーチのもとに通い、「突貫工事」というスイング改造が始まった。

Video: https://youtu.be/e9I7UaD5uuA