笹生優花

笹生 優花

笹生優花, by Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki?curid=4031384 / CC BY SA 3.0

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笹生 優花(さそう ゆうか、ユウカ・サソウ、英語:Yuka Saso、2001年6月20日 – )はフィリピン出生、東京都出身の女子プロゴルファー。
代々木高等学校アスリートゴルフコース卒業で、日本での所属は扶桑カントリー倶楽部。
フィリピンで日本人の父とフィリピン人の母の間に生まれ、6歳で日本に移住、小学校3年から再びフィリピンに戻った。
父の影響により8歳からゴルフを始める。
早くからフィリピン国内や各国のジュニアやアマチュアの大会で活躍しており(詳細後述)、2017年までに「タイアマチュアオープン」(2014年)3位、「ワールドジュニアガールズ選手権」(2016年)優勝、「IMGアカデミー世界ジュニアゴルフ選手権」(2016年、女子15-17歳の部)2位タイ(優勝は畑岡奈紗)、(2017年、女子15-18歳の部)2位等の成績を残す。
プロの試合にも早くから参戦しており、2015年には日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーの「サントリーレディースオープン」(大会名は当時)において同ツアー初出場、以降5年連続でアマチュアとして出場。
また2017年には韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)ツアーメジャー大会「韓国女子オープン」において同ツアー初出場(予選落ち)している。
2018年は、この年から開催された2月の「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」で2位タイ。
同年8月にインドネシアのジャカルタで開催された「アジア競技大会(ゴルフ競技)」にフィリピン代表として出場し、団体・個人共に金メダルを獲得した。
この時、フィリピン政府から1000万ペソの報奨金が支払われることとなったが、アマチュア資格を維持するためチームメイトとも話し合い、その全額を同国ゴルフ協会に寄付した。
2019年は、3月に台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)と女子フィリピンゴルフツアー(LPGT)共催のツアー競技「The Country Club Ladies Invitational」において、当時女子ゴルフ世界ランキング1位で招待選手として出場したパク・ソンヒョン(韓国)に次いで、アマチュアながらプロツアーで2位となる。
同年4月開催の第1回「オーガスタ・ナショナル女子アマチュアゴルフ選手権」に出場し、後にプロ入り同期となる安田祐香と共に3位タイ。
同年7月の「女子ジュニアPGA選手権」では優勝を果たす。
同年11月、JLPGA最終プロテスト進出を果たし18位タイで合格。
2020年1月1日付でJLPGAに入会し、92期生となった。
2020年8月16日、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝。
女子ゴルフで初の21世紀生まれの優勝者となった。
2020年8月27日、ニトリレディスゴルフトーナメントで優勝。
2021年3月に代々木高等学校アスリートゴルフコースを卒業。
同年は日本女子と全米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーの試合に掛け持ち出場する形を採った。
そして6月にはLPGA公式戦である全米女子オープンに出場、大会では2日目に単独首位、3日目にスコアを落とし首位と1打差の2位に下がり、最終日も2、3番ホールで連続ダブルボギーとなるなどスコアを落としたものの、-4(69-67-71-73=280)で終え、同スコアで首位に並んだ畑岡奈紗とのプレーオフではまず9番ホールと18番ホールの2ホールのスコアトータル方式で行われ、両者ともイーブンで終了。
2周目からはサドンデス形式となり2回目の9番ホールで畑岡がバーディーパットを外した後、笹生がバーディーパットを決めて畑岡を振り切りLPGAツアー初優勝をメジャー大会制覇で飾った。
同大会の優勝者としては朴仁妃(大韓民国)と並ぶ19歳11ヶ月17日での史上最年少優勝。
日本人女子ゴルファーとしては樋口久子(1977年全米女子プロ)。
渋野日向子(2019年全英女子オープン)に次ぐ史上3人目、またフィリピン国籍を持つ女子ゴルファーとしては史上初のLPGAメジャー大会制覇となった。
※来歴に記載のない物で優勝大会のみ、一部を除きWorld Amateur Golf Rankingのプロフィールページに基づく 2015年 2016年 2017年 2018年