【小祝さくら、夏の強行軍に挑む🌞🏌️♀️🔥】
女子ゴルフ界を代表するスマイルクイーン・小祝さくら選手（27）が、福岡県で開催される「大東建託・いい部屋ネットレディス」に臨む。賞金総額1億2000万円、優勝賞金2160万円というビッグトーナメントの開幕前日、彼女はザ・クイーンズヒルGCで行われたプロアマ戦に参加し、その後の取材で今の心境を語った。
今季初優勝からわずか3日後のこの日も、変わらぬ笑顔と落ち着きを見せた小祝選手。「何も変わっていない」と語る姿には、プロとしての冷静さと次戦への集中力が表れていた。ツアーはまだ中盤、今はただ目の前の1試合1試合に全力を尽くすのみ。
今週の最大の敵は、35度を超える猛暑。「先週も暑かったけれど、今週が本番かも」と話す彼女は、「熱中症にならないように、生きて帰ってくることを頑張ります」と冗談交じりに気合を見せる。笑顔の裏には、並々ならぬ覚悟が隠れている。
さらには体調面での不安も抱える。3週間前に右手を痛め、前週には左手にも痛みが走ったという。21日に病院を訪れようとしたものの、祝日で休診だったとのこと。「若いときはこういうのなかった」と話す彼女だが、それは27歳という年齢と向き合いながら、プロとして身体と心のバランスを保っている証拠でもある。
大会の舞台となるザ・クイーンズヒルGCでは、昨年通算28アンダーという超ハイスコアの争いが展開された。小祝選手は「我慢比べが好き」と語りながらも、前週はバーディー合戦を制しての優勝。その柔軟なスタイルは、どんな展開でも対応できる強さを物語っている。
そして、彼女を待ち受けるのは英国でのAIG全英女子オープン、さらに帰国後には地元・北海道でのmeijiカップと、過酷なスケジュールが続く。それでも、「自分のゴルフを信じて挑戦し続ける」という強い意志が、彼女の表情から感じられる。
プロアマ戦では、ファンとのふれあいも大切にしながら、丁寧なプレーと対応を見せた。子どもたちからのサインのお願いにも笑顔で応じる姿は、まさにヒロインそのもの。だが一方で、クラブを握るとその表情は真剣そのものに変わり、静かな闘志が感じられた。
今週の戦いは、今後の流れを左右する重要な試合となるだろう。勝利の喜びを知ったからこそ、次に待つ試練にもひるまず進む。そんな小祝さくらの姿は、ファンだけでなく、同じプロゴルファーたちにも刺激を与えている。
彼女の強さは、ただの技術や結果だけではない。どんな状況にも動じない心の強さ、そして人としての温かさが、彼女の魅力を何倍にもしている。
熱さの中でも、痛みを抱えていても、笑顔で前を向くその姿勢に、多くの人々が心を打たれる。この夏、最も注目される選手の一人であることは間違いない。
今年のツアーの後半戦へ向けた大事な一戦。小祝選手の挑戦は、すでに始まっている。そして、その一打一打が、彼女の物語の新たな1ページを刻んでいく。
これからも続く長い戦いの中で、どんな結果が待っていようとも、小祝さくらの輝きは揺るがない。その背中を、多くのファンが信じて応援し続けている。
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