小祝さくら、悔しさ残る9位フィニッシュも全英女子オープン出場権を獲得

小祝 さくら

2025年6月15日、兵庫県の六甲国際ゴルフ倶楽部で開催された女子プロゴルフツアー「宮里藍サントリーレディス」の最終日。ニトリ所属の小祝さくら選手は、6位タイでスタートしながらも、スコアを伸ばせず9位で大会を終えた。

この日はショットこそ悪くなかったものの、パットに苦しむ場面が多く、バーディーチャンスを幾度も逃してしまった。1番ホールでは約3メートルのパットが決まらず、3番ではカップを一周して外れるという不運にも見舞われた。さらに、4番では2.5メートル、5番では1メートルのバーディーチャンスが決まらず、波に乗ることができなかった。

「今日はそういう一日だった」と振り返る小祝選手だが、その表情からは悔しさと共に、次に向けた強い意志が垣間見えた。特に最終ホールではバーディーで締めくくりたいという強い意志を持っていたものの、またしてもパットが決まらず、不完全燃焼のフィニッシュとなった。

しかし、スコアだけでは語れない成果もあった。この大会で小祝選手は、ツアー史上13人目となる生涯獲得賞金8億円突破という大きな節目を迎えた。長年にわたり安定した成績を残してきた彼女の努力の結果が、ついに数字となって現れたのである。

さらに、メルセデスランキングでは大会終了時点で5位に浮上。有資格者を除く上位3人に入ったことにより、7月31日からイギリスで開催される「AIG全英女子オープン」の出場権を獲得することとなった。

昨年の全英女子オープンでは予選落ちという悔しい経験をしている小祝選手。そのリベンジの舞台が、再び整った。リンクス特有の風や硬いグリーン、深いバンカーなど、過酷な条件の中でのプレーが求められる全英女子オープン。小祝選手は「今のままでは戦えない」と語り、自らの課題に真摯に向き合う姿勢を見せた。

「風が吹いた時のティーショットが安定していない。パットも入る時と入らない時がある。こういうゴルフでは全英では通用しない」と語る彼女の言葉には、自身を厳しく見つめるプロとしての覚悟がにじんでいた。

この発言は、ただの反省ではなく、次に向けた戦略と決意の表れである。小祝選手は常に前向きに、自らを高めようと努力を重ねる選手だ。今回の悔しさを糧に、さらなる成長を遂げることだろう。

国内ツアーでは既にトップ選手としての地位を確立している小祝さくら選手だが、世界の舞台で結果を残すためには、さらなる進化が求められる。リンクスで必要とされる低弾道のショット、風の読み、グリーン周りの繊細なアプローチ力、そして勝負所で決めきるパット力。これらすべてを総合的に高めていかなければ、世界の壁は越えられない。

それでも小祝さくらには、その可能性がある。日本女子ゴルフ界を代表する存在として、彼女が海外メジャーで活躍する姿は、多くのファンにとって希望であり、夢である。

また、試合中の冷静な表情や、どんな結果でも笑顔を絶やさない姿勢は、多くのファンの心を掴んで離さない。会場に集まった観客からの声援に笑顔で応えるその姿は、まさに“さくらスマイル”と呼ばれる彼女ならではの魅力だ。

2025年夏、彼女は再び世界の大舞台へと旅立つ。リベンジの炎を胸に、全英女子オープンでの活躍が大いに期待される。

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