原英莉花のスイングプレーンは、非常に安定したオンプレーン型である。
アドレスからトップまで、クラブヘッドはプレーン上を正確に通過し、切り返しでは自然なシャロー軌道へ移行。
特にP5〜P7のダウンスイングでは、右肘の位置とクラブ角度が見事に連動し、インサイドからのアプローチを確実に再現している。
プレーンの傾きは安定しており、上下動がほとんどないため、打点の再現性が極めて高い。
フォロー以降もヘッドがプレーン上を抜けており、無駄なフェースローテーションを排除した「直線的なスピード型スイング」。
全体として、飛距離と方向性を両立した理想的なプレーンバランスを保っている。