米女子下部ツアー「エプソンツアー」のカセラ選手権最終日が、アメリカ・ニューヨーク州に位置するパインヘブンカントリークラブ(6520ヤード、パー71)で行われました。世界中から集まった若手選手たちが次なるステージ「LPGAレギュラーツアー」への切符をかけて熱戦を繰り広げる中、日本から出場している原英莉花選手が再びその存在感を見せつけました。
最終日、原は6バーディ、2ボギーの「67」という見事なスコアを記録し、トータル3アンダーで大会を7位で終えました。12試合目となる今シーズンでも、予選落ちゼロという抜群の安定感を維持し、6度目のトップ10入りを果たしました。特に、平均ストローク部門で1位(70.21)に立っており、彼女の安定したショット力とメンタルの強さが際立っています。
この日、原のプレーは序盤から非常にリズミカルで、2番ホールで早くもバーディを奪うと、前半だけで3つのバーディをマーク。特に難易度の高い8番ホールでのバーディは、正確なアイアンショットと安定したパッティングによるもので、解説者からも高評価を受けました。後半も持ち前の集中力でスコアを伸ばし、最終的に上位争いにしっかりと名を連ねました。
優勝はアメリカのブリアナ・チャコン選手がトータル9アンダーで果たしましたが、原の戦いぶりは「優勝に匹敵する内容」と評されています。また、伊藤二花選手が37位、谷田侑里香選手は予選落ち、長野未祈選手は棄権という結果の中で、原の安定感は群を抜いていました。
2025年エプソンツアーのシーズンもいよいよ後半戦に突入し、残りは7試合。年間ポイントランキングでトップ15に入ると、来季のLPGAレギュラーツアーへの出場権を獲得でき、さらにトップ10に入れば出場優先順位の高いカテゴリーに分類されるという重要な意味を持ちます。原は現在9位につけており、完全に「圏内」をキープしている状況です。
ツアー生活にもすっかり適応した原は、アメリカでの厳しい環境下でも自身のペースを貫いています。体調管理や時差ボケとの戦い、英語でのコミュニケーション、慣れない食事などさまざまなハードルを乗り越えながら、着実に成長している姿は多くのファンに勇気を与えています。
近年の原は、スイング改良やパッティングの見直しに取り組んでおり、その成果が今シーズンの安定した成績に直結しています。とくにティーショットの安定性とアプローチの精度は、ツアーの中でもトップクラス。精神的にも非常に落ち着いており、ミスショットの後でも冷静にプレーを立て直す力があります。
彼女の今後の課題は「あと一歩の詰め」。トップ10の常連であるものの、まだ今季未勝利。本人もインタビューで「勝てるタイミングは必ず来る。焦らず、自分のゴルフを貫く」と語っており、内なる闘志をのぞかせました。
原英莉花のような選手が、海外で堂々と戦う姿は、日本ゴルフ界にとっても大きな財産です。若手選手たちへの刺激になるだけでなく、日本国内のファンにとっても誇りとなる存在です。次戦以降の彼女の戦いにも引き続き注目が集まります。
すでに海外メディアからも注目されつつある原。その美しいフォームと粘り強いプレースタイルは、国境を越えて評価され始めています。いずれ近い将来、LPGAの大舞台で「原英莉花」の名がさらに広まることは間違いありません。
シーズン後半、彼女がどのようにラストスパートをかけるのか。一打一打がポイント争いに直結する中、プレッシャーを力に変える原のプレーに、ますます期待が高まります。そしてその先には、日本のゴルフファンが夢見る「LPGAツアーでの初優勝」という輝かしい未来が、確かに見え始めています。
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