【フェアウェイバンカー】決まって、グリップを短く握れ、コンパクトに振れ、ボールを上げようとしない、など言われますが、それら以前の心得として“〇っ〇〇振る”ことが大事になるのです《第75回》

グリップ

今回は練習場にあるフェアウェイバンカーにて、初・中級者向けの講義。そう聞くと皆さん「なんだ、どうせありがちな内容だろう」と思われがちですが、まぁ、ぜひ、最確認の意味で聴講下さい。ちなみに、たまに当講義コメント欄に「あなたはどれだけの腕前とキャリアと知識をお持ちなのですか?」と思わず聞きたくなる、いかにも上から目線の誹謗的意見が寄せられます。ただですね「個人的な考えとして、基本、ゴルフの上級者、うまいと思える人は常に80を切っている者。あとは皆、言ってしまえば一緒だよ」(湯原)とのことですからね。当てはまる人は多いでしょう。
自分は、一応ホームコースでは両手シングルの位置に名札が垂れていて、正直な話、フェアウェイバンカーに入っても8番アイアンでそこそこ出すくらいなら……UTとかでも……うん、はい、ぼちぼち打てる自信はあります。でも湯原の基準でいくと、上級者ではありません。実際、今回教わった“〇っ〇〇振る”。これまで全然意識したことなく、勉強になりました。皆さんにおかれでも、何かワンポイントでも残る講義になればいいのですが……。ご感想、お待ちしております。

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 今回のテーマ
01:25 砂を取る打ち方①
03:10 砂を取る打ち方②
04:44 再び足場の件
06:25 下半身は固めない⁉
08:24 確実性を上げるには
10:25 下半身のズレも…

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