【ダウンブロー】これまで湯原に学んできたこと――断然シャローでいいんだ―――とはいえ、アイアンはやはり多少上から打つことも必要だろう、の気持ちは捨て切れない。よし、最終判断を仰ごう《第183回》

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前回の講義で、ティアップしたボールをアイアンで打つ練習の重要性――ホント、何年もかかりましたが――ようやく心底、理解、納得できました。自分の場合、過去、ティアップして練習しましょう、とどれだけ記事や動画で配信してきたことか……。多くのプロに教わってきたのです。でも、内心「そんなに効果あるものかなぁ? 簡単に打ててつまんないよなぁ」。……そんな気持ちをずっと捨て切れずにいたのです。その思い違い、決して自分だけはないでしょう。だって、世の練習場、アイアンでティアップして打つ練習に時間をかけている人、どれだけいますか!? ……でも自分、湯原プロのおかげで目が覚めました。今、練習場でボールをティアップに乗せる回数が圧倒的に増えました。コメント欄、あいうえおさんのご指摘に同意、足を使ってなんてしません。ちゃんと一回一回腰を曲げて乗せています。
 しかしです。しかしながら、自分はアイアンショットの基本を「アオるな。上から打ち込め」と教わった人間です。だから、どうしても……多少はヘッドを上から入れる練習にも励んだほうがいいのでは? との思いが捨て切れませんでした。経験上、ゴルフで一つのことに固執すると、やりすぎ症候群になることも知っています。それだけに、そこはしっかりと、とことん、しつこく確認しておきたい、と今回の講義に。……はい、無事聞き出せました。今後は湯原プロからの正解、しかと胸に刻み、上達の道を進むとします。

◆関連動画
・《第74回》【シーズンイン③】ダウンブローで打つ、ってヘッド軌道の最下点よりも手前でボールをとらえて、ボールの先のターフを取るようなスイング……ではない、との衝撃の事実が判明しました https://youtu.be/A-xm94gAkhk
・《ショート132》https://youtube.com/shorts/lumZXWUrKZs
・《ショート133》https://youtube.com/shorts/9CaivRT5u9Q

ゴルフ界随一の理論派プロ
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る85年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 前回の講義より
00:39 対応力を高めよう
01:26 上から打つのは?
03:53 確認・ターフは?
05:12 打感が悪い時は?
07:08 ボール位置等で
08:09 一番の要因は…
10:05 エピローグ

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