ダウンスイング④ アイアンはダウンブローといわれるが、基本、実は極めて緩やかな軌道でヘッドを入れるものだ 日本ゴルフ史屈指のアイアンの名手に、そう説明を受ければ全くもって納得《第35回》

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ゴルフ用語「インパクトゾーンを長く取る」。それは何だ? 物理的にもあり得ない、誤解を招ゴルフ用語「インパクトゾーンを長く取る」。それは何だ? 物理的にもあり得ない、誤解を招く表現方法だ、から始まって、では「払い打ち」は? まぁ、それはいいだろう。ただしフェアウェイウッドは払い打つ、と言っても厳密にはヘッドを多少上から入れるべきである。ところでフェアウェイウッドといえば、皆、フェースをボールに当てに行こうとするからうまく打てないんだ。もっと重心を意識して……が今回の講義、前半部分。
その流れから、アイアンはダウンブローで打つ、が定番の用語となっているが、実際はそんな急激に入るものではない、今どきのクラブはむしろ、払い打つくらいでちょうどいい、という話を思い出し、湯原にぶつけた。すると。筆者が薄っすらとイメージしていたよりも遥かに低く入って来ると知らされてビックリ。視聴者の皆さんも、えっ、そんなに? と恐らく驚くであろう後半の講義。前、後半で両目からウロコ!?。

ゴルフ界随一の理論派プロ 
 代名詞は切れ味鋭いアイアンショット
  東京国際大ゴルフ部監督
湯原信光
ゆはら・のぶみつ/1957年8月14日生まれ、東京都出身。レギュラーツアー通算7勝、シニアツアー通算1勝。東京国際大学所属
 7歳からゴルフを始め、74、75年と日本ジュニアゴルフ選手権制覇。日本大学櫻丘高校から日本大学経済学部に進学し、ゴルフ部へ入部。79年日本アマチュアゴルフ選手権を含む、27回の優勝を達成し、卒業後80年プロ転向。学生時代から定評のあった美しいスイングに磨きをかけ、日本を代表するショットメーカーとして君臨、一世を風靡した。
 特筆すべきはパーオン率の高さ。記録の残る88年以降2005年までの21シーズン中、19シーズンでベスト10入り。98、00、01年は1位に輝く。
 2013年7月、東京国際大学特命教授、および同大学ゴルフ部監督に就任。現役ツアープロがフルタイムで学生を指導する先駆者となった。
 ツアープロ、大学教授、ゴルフ部監督と“三足の草鞋”を履きながら22年4月、日本大学大学院 総合社会情報研究科 博士前期課程 人間科学専攻に入学。さらなるゴルフ理論を追究しつつ、入学5年後の博士号取得に向けて現在奮闘中。

《目次》
00:00 前回の講義より
00:56 払い打ちの件
02:16 FWの件
04:28 ダウンブローの件
07:27 タテ振り系の件
08:15 右肩口基準は?

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