🏌️‍♀️:渋野日向子、単独首位からの失速に苦笑い──「なんか、いつも通りの自分だな」自己分析ににじむ悔しさと再起への誓い

渋野 日向子

国内女子ゴルフ界で常に注目を集める渋野日向子が、再び「らしさ」を見せた。
10月18日に行われた富士通レディースの2日目。初日に単独首位で発進し、好調な滑り出しを見せた渋野だったが、後半にスコアを崩し、最終的に21位タイに後退。ラウンド後のインタビューでは、「なんか、いつも通りの自分だなって思いました」と自虐的に語り、悔しさとともに冷静に自らを見つめ直す姿があった。

前半のプレーはまさに“スマイルシンデレラ”らしい内容だった。ティーショットの精度も高く、フェアウェイを外す場面は少なく、グリーンをしっかり捉えるショットが続いた。バーディーを重ね、首位スタートの勢いそのままにファンを魅了した。しかし、後半のインは別人のようなプレーに。ショットのズレが目立ち始め、パッティングのタッチも微妙に合わず、ボギーを重ねる展開となった。結果、スコアは伸びず、リーダーボードのトップから大きく後退する結果に終わった。

インタビューで渋野は「ショットがちょっとずつズレて、修正しきれなかった。こういう展開になると焦ってしまうのも“いつもの私”なんです」と苦笑い。自分の弱点を素直に認めるコメントには、彼女らしい人間味とプロとしての覚悟が滲んでいた。

渋野は今シーズン、長くスランプと戦い続けてきた。ドライバーの安定感とアプローチの精度を戻すための調整を重ね、ようやく手応えを感じ始めた矢先のこの失速。だが彼女は決して下を向かない。「これも経験。最後まで諦めないプレーを見せたい」と力強く語り、最終日に向けて気持ちを切り替える姿勢を示した。

ギャラリーの声援も大きい。久々に首位発進した渋野に対して、会場では多くのファンが笑顔と拍手で後押しした。「久しぶりに上でプレーできたこと自体は収穫。あとは最後までやり切るだけ」と話す表情には、悔しさの中にも次への希望が見えた。

かつて全英女王として世界を沸かせた渋野も、今は“再出発”の途中にいる。ひとつひとつの試合が、彼女にとっては再び頂点を目指すための大切なステップ。後半に崩れたことで見えた課題は、きっと今後の成長に繋がっていくだろう。

ゴルフは一打一打が勝負を分けるメンタルスポーツ。首位スタートのプレッシャーと向き合い、自らの課題を冷静に受け止める渋野の姿勢こそ、彼女の真の強さを物語っている。最終日に向けて巻き返しの可能性は十分にある。ファンの期待も高まり、彼女の一打一打に注目が集まる。

渋野は最後に「これも私らしさ。いい意味でも悪い意味でも(笑)。でも、最後に笑えるように頑張ります」と力強い笑顔を見せた。その言葉通り、彼女が最終日にどのようなゴルフを見せるか、大きな注目が集まっている。

#渋野日向子 #富士通レディース #女子ゴルフ #ゴルフツアー #スマイルシンデレラ #再起 #首位発進 #失速 #スポーツニュース #プロゴルファー #挑戦 #逆襲 #日本女子プロゴルフ #ゴルフファン #リーダーボード #プレッシャー #メンタルスポーツ #スランプ克服 #最後まで諦めない #スポーツヒロイン

タイトルとURLをコピーしました