渋野日向子（26＝サントリー）は、米ハワイ州ホアカレイCCで開幕したロッテ選手権の初日を、悔しさと前向きさを同時に感じさせる内容で終えた。⛳🌺
初日のスコアは 71（パー72）。5バーディー、2ボギー、1ダブルボギーで回り、59位スタートとなった。順位としては中盤に沈んだが、そのプレー内容には光と影が入り混じっていた。
13番ホールで5メートルのパットを沈めて先制バーディーを奪取✨。だが続く14番でアプローチが寄らず、ボギーでスコアを戻してしまう。流れを変えたのは18番パー5だった。6メートルのパットを決め、さらに1番、2番のパー5でも連続バーディーを奪取し、3連続バーディーという大きな波を作り出した🔥。観客も大きな拍手で彼女を後押しし、その瞬間の渋野はまさに“スマイルシンデレラ”を思い起こさせる輝きを放った。
しかし、ゴルフの神様は簡単には微笑まない。4番パー3でティーショットがバンカーに突き刺さり、しかも目玉という不運。セカンドはグリーンを大きくオーバーし、痛恨のダブルボギー😣。さらに6番では池に捕まり、再びボギー。せっかくの貯金を吐き出す形となった。
それでも8番パー5では1メートルに寄せて再びバーディーを奪い返し、何とかアンダーパーにまとめた。だがラウンド後のコメントでは「途中いい流れがあったのに、ダボや池ポチャが本当にもったいなかった」と悔しさをにじませた。
今季の渋野は波乱続きだ。直前のアーカンソー選手権は悪天候で2日目以降が中止となり、一時帰国を選択。日本でリフレッシュを経て再び米ツアーに戻ってきた。「気持ち的にはすごく前向きでこっちに来られました」と笑顔を見せたが、ポイントランクは現在102位。シード権確保（80位以内）には、残り2試合で上位フィニッシュが必須という状況に追い込まれている。
「明日は風が吹くでしょうし、難しい戦いになると思います。でも、いろいろとかかっているので最後まで諦めずに頑張りたい」――その言葉は、彼女自身を鼓舞するように力強く響いた。💪🌊
ホアカレイCCは風が強く、フェアウェイやグリーン周りの難しさで知られるコースだ。そこでは、ほんの小さな判断ミスや集中力の乱れが、大きなスコアロスにつながる。今日のダブルボギーや池ポチャはその典型例だった。しかし同時に、3連続バーディーを奪える攻撃力を証明したのも事実だ。
バーディー量産力は健在であり、あとは大きなミスをいかに減らせるか。そこに渋野の命運が懸かっている。かつて世界を驚かせた勝負強さを取り戻せるかどうか――。ファンは彼女の一打一打を固唾を呑んで見守っている。👀💖
シード権を巡る戦いはまさに正念場。だが渋野は「最後まで諦めない」という強い信念を持って臨んでいる。その言葉通り、笑顔とガッツで突き進む姿勢が、ファンの心を動かす最大の魅力だ。
ホアカレイの青い海と強風の中で、渋野はクラブを握り続ける。次のラウンドで彼女がどんなゴルフを見せるのか、注目は高まる一方だ。再び大きな歓声を浴び、輝きを取り戻す瞬間が訪れることを願わずにはいられない。🌈✨
渋野日向子の挑戦は、まだ終わっていない。むしろこれからが本当の勝負だ。
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