【原英莉花、米国下部ツアーで圧巻のプレー！エプソンツアー第14戦「グレータートレドクラシック」で堂々の2位タイフィニッシュ！⛳🇺🇸】
原英莉花が、米国女子ゴルフ下部ツアーであるエプソンツアーの「グレータートレドクラシック」（オハイオ州）にて、再び存在感を示しました。大会初日、原選手は「64」という素晴らしいスコアで単独首位に立ち、ゴルフファンの注目を一身に集めました。その鮮烈なプレーは、まさに彼女の真骨頂とも言える内容でした。
2日目は悪天候に見舞われ、途中サスペンデッドとなる厳しいコンディション。しかし彼女は冷静に対応し、残りホールをしっかりとまとめて「71」。順位を2位に後退させましたが、決して気持ちを切らすことなく最終日に挑みます。
最終日には、4つのバーディーを奪い、ノーボギーという完璧なラウンドを見せ「67」でホールアウト。通算11アンダーで、首位と1打差の2位タイで大会を終えました。惜しくも優勝には届かなかったものの、今季7度目のトップ10入りを果たし、米国でもトッププレーヤーとしての地位を確固たるものにしています。
今シーズンから米国のエプソンツアーに本格参戦している原英莉花は、13試合すべてで予選通過という驚異の安定感を誇っています。ポイントランキングでは大会前時点で9位。レギュラーツアーのシード権が得られる「上位10位以内」に向けて、大きな弾みとなる結果となりました。
さらに注目されたのは、彼女が練習ラウンドで使用していた「マスターバニー」のカラフルなキャディーバッグ。その鮮やかな配色は、米国ツアーでもひときわ目立ち、多くのギャラリーの注目を集めました。スタイルと実力を兼ね備えた原選手ならではの存在感が、そこにも現れていました。
原英莉花といえば、1999年生まれの神奈川県出身。2018年にプロテストに合格し、“黄金世代”の一員として早くから頭角を現しました。2019年に初優勝、2020年には「日本女子オープン」と「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」の公式戦2冠を達成するなど、日本国内ではすでにトップスターとして知られる存在です。
2023年にはヘルニア手術を受けながらも復活し、「日本女子オープン」を再び制するという不屈の精神を見せました。そんな彼女が今、アメリカの地で新たな挑戦を続けています。
エプソンツアーは、米女子レギュラーツアーへの登竜門として、多くの選手がしのぎを削る熾烈な舞台。その中で、着実に実績を積み重ねている原英莉花の姿は、多くのゴルフファンにとって希望と刺激を与える存在です。
残るシーズンはあと6試合。ここでのパフォーマンス次第では、念願の初優勝、さらには来季レギュラーツアーへの道が開けてきます。今後の試合でも、原選手のプレーから目が離せません。
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