【🌍ISPS HANDA スコットランド女子オープン初日🌬️⛳️】
スコットランドの名門コース「ダンドナルド・リンクス」にて開催された「ISPS HANDA スコットランド女子オープン」の初日。海外メジャー「AIG女子オープン（全英女子）」の前哨戦として、世界中のトッププレイヤーが集結する中、日本勢も堂々たるパフォーマンスを見せつけた。
まず大きな話題となったのは、竹田麗央選手の5アンダー「67」という圧巻のスコア。強風とリンクス特有の難コースに対して見事な対応力を発揮し、首位タイという素晴らしいスタートを切った。正確なショット、安定したパッティング、冷静なマネジメント力。すべてがかみ合ったプレーは、まさに“世界で戦える証明”だった。彼女のスマートで力強いプレースタイルは、海外メディアからも称賛されている。
そして、注目の渋野日向子選手も午後10時21分（日本時間）にティオフ。静かにスタートを切り、初日はパープレーでの滑り出し。スコアとしては目立たないものの、風との駆け引きやクラブ選択の妙が随所に光った。過去に全英を制した経験を持つ渋野選手にとって、スコットランドの空気は特別なもの。初日のプレーからも、確かな手応えと集中力が感じられた。
また、勝みなみ選手も4アンダーでホールアウトし、5位タイと好発進。リンクスでのアグレッシブな攻めと安定感が見事に融合し、今大会への意気込みを体現するようなプレーを披露した。
岩井明愛選手は2アンダー・15位タイ、吉田優利＆馬場咲希選手はイーブンパーで47位タイと、堅実なプレーが光った。一方、古江彩佳＆山下美夢有選手は1オーバーで74位タイとやや出遅れ、岩井千怜選手は苦戦し6オーバーで130位タイに沈んだ。
世界ランキング1位のネリー・コルダ（米国）はさすがの4アンダー、5位タイと貫禄を見せ、そしてプロデビュー戦のロティ・ウォード（イングランド）が5アンダーで首位に並ぶサプライズも。この日、リンクスの風が新たなスター誕生を後押しした。
賞金総額200万ドル（約2億9337万円）、優勝賞金30万ドル（約4400万円）を巡る激闘。初日から波乱と希望に満ちたドラマが展開され、日本選手たちは世界を舞台に堂々とその存在をアピールしている。
2日目以降も目が離せない展開が予想され、誰が勝ち残るのか、そして誰がこの舞台で輝きを放つのか。風と芝と精神力が試されるスコットランドでの戦い。全英を見据えたこの大会が、さらなる飛躍への鍵となる。
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